マニフェストとは

 

マニフェスト（産業廃棄物管理票）

解体工事の廃棄物は、正しく管理され、最終処分場で処理されなければなりません。
マニフェストとは解体工事などによって出た産業廃棄物をその排出事業者がその運搬や処理を他の業者に委託する場合に、その最終処理までの過程を記録するシステムです。
このマニフェストによって廃棄物が中間業者、最終処分業者へと流れていく過程を把握でき、
各段階で各業者から押印の確認（項目としては、受付日・事業者・担当者）がされるので、
委託したとおりに廃棄物が処理されている事を確認できます。
マニフェストは7枚つづり（A、B1、B2、C1、C2、D、E票）になっており、それぞれが各業者により正しく処理され、各業者には5年間の保存の義務があります。
施主であるお客様はきちんと処理されたことを確認するために、マニフェストのE票のコピーを請求できます。
E票には、収集運搬業者のサイン、中間処分業者の受領と処分の受取印、最終処分業者の処分終了日の押印がされています。押印もれがあれば、残念ながら不正に処分されたことになります。
不正に処理された場合は、施主側が罰せられますので、必ず信頼のおける業者と取引しましょう。

解体業者の中にはこのマニフェストを提出しないところや不正に複製するところ、
ひどい業者になるとマニフェストの存在すら知らない業者もあります。
解体料金が異常に安いところなどは、廃棄物を不法投棄している可能性も高く、違反した場合、
施主も罰せられることになってしまいますので充分な確認の上での業者選びが大切です。

弊社は、このマニフェストの管理を厳密におこなっております。

また、収集運搬業者には委託せず自社内車両で、中間処理業者へ、廃棄物を運搬するので、

マニフェストは、７枚そろうまで、管理し、保管しております。

マニフェストの７枚一組の票は、以下のとおりです。

 

Ａ票	排出事業者の保存用票
Ｂ１票	運搬搬業者の控え用票
Ｂ２票	運搬業者から排出事業者に返送され、運搬終了を確認する票
Ｃ１票	処分業者の保存用
Ｃ２票	処分業者から運送業者に返送され、処分終了を確認（運搬業者の保存用）
Ｄ票	処分業者から排出事業者に返送され、処分終了を確認
Ｅ票	処分業者から排出事業者に返送され、最終処分終了を確認